子どもに病気やケガはつきものです。
症状や病症によっては入院なんてことも。
そこで悩むのが
- 付き添い入院するべき?
- 入院に必要なものってなに?
- 入院にかかる費用は?
我が家の長男(3歳)が9日間入院した実体験をもとに詳しく解説します。
長男(3歳)が入院…
長男(3歳)の子が9日間入院しました。
川崎病という子ども特有の病気で、原因はまだ明らかではなく、3歳未満の割合が70%という小さい子に多い病気のようです。
主な症状は
- 5日以上続く発熱(38度以上)
- 発疹
- 眼球結膜(白目の部分)が赤くなる(=充血)
- 唇が赤くなったり、舌がイチゴ状に赤くなる
- 手足の腫れ(熱が下がってから手足の指先の皮がむける)
- 首のリンパ節の腫れ
うちの子は発熱、発疹、目の充血、首のリンパ節の腫れの他に腹痛を訴えていました。
最初は溶連菌と診断されましたが、5日経っても熱が下がらなかったので、血液検査等をして川崎病と診断されました。
診断を受けた日からそのまま即入院ということで、我が家はバタバタしながら準備を始めます。
入院に親の付き添いは必要か?
子ども(3歳)の入院に親の付き添いは必要か?
ぼくの考えとしては、親の付き添いは必要です。
ただ、これは入院期間や子どもの年齢、家庭状況によって変わってくるので、「今回の我が家のケースでは」という前提ありきの答えです。
- 入院期間:9日間(入院時に最低7日間と言われた)
- 子どもの年齢:3歳
- 家庭状況①:パパは在宅勤務しながら次男(0歳)を看れる。ママは育休中。
- 家庭状況②:近くに祖父母が住んでいるので、いざというときは次男(0歳)を預けられる
幸いにもママは育休中、ぼくは在宅勤務ができる状況でした。
どうしても仕事で外出するときは、次男(0歳)を祖父母に預けることができたんです。
もし、共働きで近くに助けてくれる人がいなかったら付き添い入院はできてなかったかもしれません。
子どもの入院で親の付き添いが必要な理由
なぜ、親の付き添いが必要かというと
- 相部屋だと入院中、面会すらできない
- 面会できないと元気かどうか心配
この2点に尽きます。
相部屋だと入院中、面会すらできない
まず、今回入院する病院では、個室のみ親の付き添いが許されています。
相部屋だと付き添い入院はもちろん、面会もできません。
9日間(入院時は最低7日間と言われた)も顔も見れず、話しもできず、3歳の子を一人ぼっちにするのはかわいそうだったので、個室を予約しました。
最初の2日間は相部屋で、残り7日間は個室でママが付き添いました。
病院の看護師の方に付き添い入院について相談したら、こんなことを話してくれました。
- 個室で病院に慣れさせてから相部屋にする方もいる
⇒でも、我が家は…
入院するときと同じく「ママと離れたくない」と大泣きされそうなので、相部屋から個室への変更を選んだ
(というより、個室の空きがなかったので予約待ちすることに)
面会できないと元気かどうか心配
検査が終わって入院が決まったとき、子どもはママと離れたくなくて大泣きしたそうです。
さすがにそれを見ると、付き添わないという選択肢は消えました。
付き添い入院で必要なものリスト
子ども(3歳)の必要なものリストです。
分類 | アイテム | 用途 |
衣服 | パジャマ×2 | 着替え含む |
下着、Tシャツ、ズボン、長袖×3 | ||
オムツ×10 | ||
サンダル | 院内で過ごす | |
衛生 | ティッシュ | 食事のとき |
お尻ふき | ||
歯ブラシ、コップ | ||
フェイスタオル、バスタオル×3 | シャワー後 | |
ボディクリーム | シャワー後 | |
娯楽 | おもちゃ | |
本 | ||
飲食 | お茶、水 |
入院する際に必要なものをリストにまとめました。
病院内にコンビニやコインランドリーがあったので、都度必要なものを買い足したり、洗濯して使いまわしたり。
あとは、親のもの(着替えや暇つぶし等)をそろえれば準備完了です。
残されたパパと次男(0歳)は…
長男(3歳)とママが付き添い入院した日から、パパと次男(0歳)の2人だけの生活が始まります。
在宅勤務しながら離乳食の準備や育児をするのはなかなか大変でしたが、長い時間を共にすることで普段気づかなかったことも教えてくれます。
昼寝から起きた瞬間の顔がとびっきりかわいいことや、加湿器のコードをいじって電源を抜こうとするときの悪だくみした表情など…。
そんな小さなことに幸せを感じると同時に、長男とママを待ちわびる気持ちも大きくなっていきました。
そんなふうに思えたのも、近くで支えてくれた祖父母の存在があってこそです。
今回入院したことは不運でしたが、家族の絆は前より少し強く、太くなった気がしています。
付き添い入院でかかった費用
9日間の入院でかかった費用は総額79,880円でした。
内訳は食事療養費負担額10,580円、室料差額69,300円です。
食事療養費負担額とは、1日3食1,380円を限度に1食あたり460円を自己負担するもので
今回は1食460円×2回+3食1,380円×7=10,580円
室料差額は個室1日あたり9,000円×7日間=6,3000円+6,300円(消費税)=69,300円
個室じゃないと付き添い入院できないので、大きな出費にはなりましたが、子どもの健康と親の安心を買ったと思えば安いもんです。
後日、看護師さんに聞くと、「最初の相部屋のときも元気にしていましたよ!」と言っていたので、9日間のうち半分は相部屋でも良かったのか?と夫婦でも話しましたが、入院した当初は心配の気持ちが勝っていたので、これで良かったんでしょう。
まとめ
子ども(3歳)の入院に親の付き添いは必要です。
必要な理由は
- 相部屋だと入院中、面会すらできない※今回の病院の場合
- 面会できないと元気かどうか心配
病気の種類、症状、子どもの年齢、家庭状況によって変わりますが、可能であれば付き添い入院してあげたいですよね。
入院時に必要なものリストやかかる費用などを実体験をベースに解説しました。
付き添い入院するかどうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。