本記事で解決できる悩み
- 兄弟間のいじめ行動をやめさせたい
- なぜいじめるのか心理を知りたい
- いじめ行動をなくすために対応策を知りたい
兄弟ゲンカや兄弟間のいじめ行動は、兄弟がいる子ども同士で必ず起こります。
つい上の子ばかり注意してしまったり、ちょっかい出されている方ばかりかばってしまったり…。
「やめて」といくら言っても子どもはすんなり聞いてくれませんよね。
兄弟間のいじめ行動はどうして起きるのか、その心理と対応策を実体験(長男3歳、次男0歳)を交えて解説しました。
じろう
- 0歳、3歳の男の子のパパ
- 30代会社員
- 最近の悩み:上の子が弟にちょっかいを出す
兄弟間のいじめ行動の心理とは
我が家の場合は、上の子(3歳)が弟(0歳)にちょっかいを出します。
- ハイハイしてると進行方向に体を入れて邪魔する
- 弟が寝てると、近くで大きな声を出して起こす
- わざと弟の前に座り、テレビを見させないようにする
たたいたりぶったり、危害を加えるということはありませんが、弟(0歳)はまだ小さいので目が離せません。
こういうことをするときの心理はどういったものなんでしょう?
見てほしい、かまってほしい
弟にちょっかいを出す上の子の心理としては「親に見てほしい、かまってほしい」があります。
弟や妹ができると、親の注意が下の子に行きがちです。
ある程度、自分のことはできる上の子(3歳)に比べて、弟(0歳)はオムツ替えや離乳食、ミルクと世話がかかりますよね。
その寂しさから親の注意をひくために、下の子にちょっかいを出すんです。
我が家の場合は
- 下の子が9ヶ月になってもお座りができず、心配していた
- 3回食になり下の子のお世話の時間がさらに増えた
明らかにこのタイミングで弟にちょっかいを出し始めました。親の目が弟ばかりに行き、寂しかったのでしょう。
ストレスの捌け口
もしかしたら家庭や保育園でストレスをためているかもしれません。
家庭や保育園で我慢することが増え、絶対的に優位にたてる弟に対していじわるするのでしょう。
3歳の子どもにとっては保育園は「社会」です。
そこには先生という「上司」がいて、おともだちという「同僚」がいます。
大人同様、子どもも保育園という社会でいろいろなことを学び、刺激を受け、家庭に戻ります。
そこでのストレスが、下の子にちょっかいを出したり、いじめたくなる心理に結びついてるのでしょう。
負けず嫌い
子どもはなんでも勝負したがります。
我が家の場合は、お片付けするのも寝るときも「どっちが早くできるかな?」とわざと競争心を煽ります。
すると「ぼくの方が早い~♪」と言って早くやってくれるのです。ただ、なんでも競争にすると、勝ち負けにこだわりすぎてしまいます。
この負けず嫌いな精神が、下の子に対しても発揮され、ちょっかいを出したりいじめたり…。
兄弟間でいじめが起きたときの対応策
2人が一緒の空間にいるときは、目を光らせています。
特に、上の子がトミカやプラレール、ブロックなどで遊んでるときは要注意。
最近は1人で上手に作って遊んでいますが、弟(0歳)はそんなこと関係なしに兄のおもちゃを手に取り舐めまわし、作ったブロックやプラレールの線路を壊します(笑)
ここで必ず兄弟ゲンカ(というか一方的に上の子がいじめる)が起こります。
できる・できたことをほめる
できること・できたことを言葉にして伝える。これは日頃から意識してやらないといけないことです。
上の子(3歳)は、弟(0歳)に比べて、できることはたくさんあります。
1人で着替えたり、ごはんをこぼさずに食べたり、歯みがきをしたり…ウンチやおしっこのタイミングも教えてくれます。
子どもの心理として、親の注意をひくためにちょっかいを出すので、子どもができたことを言葉にして伝えると安心感を与えるでしょう。
引き離す
実際に兄弟ゲンカが起きたら、物理的に引き離しましょう。
親が同じ空間で見れるときはいいですが、身支度したり、朝ドタバタしていると目を離すときもありますよね。
上の子(3歳)は知恵がついてきているので、親がいないところでヒートアップすることもしばしば。
我が家の場合、上の子はリビング、弟は寝室に。リビングと寝室は隣同士なので、2人を分けても親の目は届きます。
上の子が追いかけて寝室に行ってしまうこともありますが…。
まとめ
兄弟間のいじめ行動の心理と対応策について解説しました。
- 見てほしい、かまってほしい
- ストレス発散
- 負けず嫌い
対応策は
- できる・できたことをほめる
- 引き離す
親の注意をひくためにいじめのような行動をとることがあるので、日頃から「認める・できたことをほめる」など、ちゃんと「見てるよ」ということを伝えるのが大切です。
子どものいじめ行動に悩むパパ・ママの参考になれば幸いです。